浜田山町会公式ホームページ
活動だより
町内パトロール
午後、町内をパトロールしました。
スタンドパイプ訓練
杉並消防署高井戸出張所でスタンドパイプの訓練を受けてまいりました。
まずは本物の消火栓の開閉から。消防署を出てすぐの小路で訓練スタートです。
消火栓は四角と丸の二種類あります。四角いのは古く、丸いものが新しい消火栓なのだそうです。
「この中で一番小さいのは誰かな?」小柄でも開けられるのか試してみようということで、一番華奢と思しき役員がチャレンジです。
十字ハンドル(消火栓開閉器具)を使い、テコの原理で蓋を開けます。
「結構重い〜!」と言いながらも無事開けることができました。
消火栓の中には、吐水口(水が出る所)と放水弁(四角い突起)があります。この突起にハンドルの下についているドライバー部分を被せ合わせて、家庭にある回すタイプの蛇口ハンドルと同じく左(反時計回り)に回すと水が出てきます。
さて、消防署内に戻ってスタンドパイプの操作訓練です。
三人一組になって奮闘しました。この黄色く縁取られた箱は訓練用の消火栓模型です。
消火栓の蓋を開ける、ハンドルを設置、スタンドパイプを設置、ホースを延ばす、スタンドパイプにホースを装着、ホースに菅鎗(かんそう)を装着、放水はじめ!の合図、放水やめ!の合図、そして後片付けまで。・・・といっても、ホースを巻く作業は素人では時間がかかり過ぎるため、消防士さんが代わりに巻いてくださいました。
このホースが難物で。
今回一番難しかったのは、丸めてあるホースを勢いよく投げて延ばす訓練でした。お手本を見せてくださった消防士さんは20mのホースを難なく一度で延ばしきっていらっしゃいましたが、素人にはとても難しく、なかなか延ばしきれません。
「ソフトボール投げ?」
「ボウリングっぽい感じ??」
何せ全員初体験です。なかなかうまく延ばすことができませんでした。
スタンドパイプの取り扱い自体は簡単で、説明書を読まないと操作できない・・・というものではありませんでした。
が、訓練は簡単ではありませんでした。
そして、消火栓を使う際にはくれぐれも注意を怠らないようにとのことでした。消火栓の蓋が倒れて足や指を挟んでしまったり、操作に必死になって足を踏み外してしまったり子どもが落ちてしまったりする危険があるそうです。事故防止のため、消火栓を開けた際には、操作する人の他に消火栓周りの安全に気を配る人員を配置することが重要なのだそうです。また、放水の合図もですが、安全・確認のために声をかけ合うことがとても大切だとお話ししてくださいました。
いざという時ご指導通りに動けるかどうか不安は拭いきれませんが、このお話を忘れないでおくことで安全に行動することができたらいいなと思います。
最後に、消火栓の位置が示されている地図を拝見しました。
これは写真では撮りきれないし、でもこの情報は町会で持っていたい・・・と思っていましたら、「アプリがありますよ」と教えてくださいました。
早速ダウンロードしてみた東京消防庁公式アプリでは・・・
わっ!消火栓がいっぱい!!!
(中心あたりが浜田山駅です)
拡大してみるとこのような感じです。
人海戦術で消火栓の位置を確認せずともアプリが位置を教えてくれました。
このアプリには、画像の消火栓・防火水槽等マップほか、「救急車ひっ迫アラート」、「各種お知らせ」、「災害情報」、救急車を呼んだほうがいいのかわからない、応急手当てについて、消火器を廃棄したい等の「FAQ(よくある質問)」や、知りたいことのキーワードを入れるとチャットボットが答えてくれる「おしえて!キュータ」というQ&Aなどがあります。是非ダウンロードしてご覧いただけましたらと思います。
杉並消防署高井戸出張所の消防士の皆さま、お忙しい中、訓練に時間を割いてくださいましてありがとうございました。
東京消防庁公式アプリ
町内パトロール
午後、町内をパトロールしました。
防災訓練実施通知書
NOMERUZO(飲めるゾウ)
昨日に引き続きまして、浜田山町会で新たに購入した防災用品のご紹介です。
東京都の関東大震災100年防災強化助成金を受け、ポリタンク型非常用浄水器『NOMERUZO(飲めるゾウ)ミニ』を10台購入しました。
各ご家庭での防災備蓄、備えていらっしゃる方も多いことと思いますが、一番備蓄したいと思いつつ一番置き場に困ってしまうのが飲料水ではないでしょうか。
NOMERUZOで飲料水を作るために使用できるのは、期限切れペットボトルの水、雨水、風呂水(入浴剤入りは不可)、貯水タンク水、断水停電時の家庭用温水器(エコキュートなど)のタンクの水など。
高性能フィルターによって病原細菌(大腸菌、コレラ菌、バクテリア、チフス、インフルエンザなど)や、カビ、原生動物(エキノコックスなど)や、家庭用品品質表示に定められた13物質を除去することができて、安心して飲める綺麗な水になるのだそうです。頼もしいですね。
これも、使う機会がないといいなと思いつつですが、備えることは大切です。
町会の防災・減災のために何が必要か、何をするべきか。浜田山町会では、今後も防災について考え、行動してまいります。