浜田山町会公式ホームページ
活動だより
東京消防庁からの感謝状
防火防災活動に寄与したとして東京消防庁から浜田山町会へ感謝状をいただき、先日の役員会で浜田山町会防災部部長の安藤吉夫さんと防災会の小宮一洋さんにお渡ししました。

左:小宮一洋さん / 右:安藤吉夫さん
お二人を筆頭に、浜田山町会では今後も防火防災に注力してまいります。
年末には火の用心の夜警を予定しています。今回も災害時用のトランシーバーの練習を併せて行います。
拍子木の「カチカチ」という音はよく響きますので皆さまのお家の近くを通りました際には少々お騒がせいたしますが、「カチカチ」が聞こえましたら、ストーブの周囲に燃えやすい物はないか、家具の下敷きになってる電源コードはないか、電源プラグに埃が積もっていないか、消火器の使用期限は過ぎていないかなど、火災について考えたり確認したりの良い機会にしていただけたらと思います。
言うまでもなくなく、常日頃から火の元に気をつけてお過ごしいただくのが一番かと思います。キッチンコンロで火を使っている時にその場から離れないことを習慣化するなど、防げる火災は防ぎたいものですね。
D級ポンプ保守点検と操作練習
年に一度のD級ポンプの日!(小型消防ポンプの操作指導兼保守点検)

浜田山町会ではスタンドパイプ(『消防ホース火消し箱』、『スタンドパイプ訓練』)も導入していますが、D級ポンプとスタンドパイプは使用時の設置場所(防火水槽・消火栓)からして異なり、操作方法もそれぞれ違うので練習は大切です。
柏の宮公園からスタートして、浜田山南公園、浜田山東公園、かなめ公園、浜田山会議室と、D級ポンプが置かれている5箇所を回り、点検と操作の確認・練習をしました。
操作指導兼保守点検では放水はしませんが、以前、消防署にお願いをして実地訓練をしたことがあります。D級ポンプでの実際の放水の様子はこちらから。
震災救援所訓練(浜田山小学校)
今年も震災救援所訓練に参加しました。

まずは避難場所として使用できるかどうか、体育館の安全点検を行いました。外観の目視、外周の点検、内部の点検をします。それぞれチェック項目があり、ひとつでも該当した場合は体育館に入れません。体育館が使用不能の場合は校舎の一部を避難場所として使用できるか、こちらも点検を行いました。

さて、こちらは起震車です。
消防団の方々と震災救援所訓練連絡会の会長さんが乗り込みました。
会長さん、最初は余裕の表情でしたが…

震度7を体験。

「…腰が抜けちゃったよ〜」と、小さくひとこと。
フラフラしながら降りていらっしゃいました。

お次は初期消化訓練の様子です。
毎年思いますが、家にあっても練習できない消火器。
まずは「火事だ〜〜!」と大声で叫びます。火事になっていることを周囲に知らせると同時に助けを呼びます。
そして消火器の出番です。
家庭用消化器の放射距離は3〜5メートル。5メートル程離れた場所に立って、火の元を狙います。
ピンを抜いて
ホースを構え
レバーを握る
初期消火は炎が天井に届く前まで有効です。炎が天井に届いてしまったら逃げてください。とのことでした。

非常用トイレは毎年展示されていますが、今回はマンホールトイレについて詳しくお話を伺うことができました。
柏の宮公園に下水道直結のマンホールトイレが備えられているのは『広報すぎなみ』にも掲載されていたのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、浜田山小学校にもありました!

今回はマンホールトイレ用のマンホールを見させていただきました。かなり深い縦穴で、覗き込むとちょっと怖かったです。ここにトイレとテントを設置して、プールの水を流すそうです。

校舎の裏の、誰も気にしていなかったマンホール。
実は何とも心強いマンホールでした。
来年もまた新しい知識や経験が増えたらいいなとは思いますが、訓練というのは繰り返し同じことを行なってそれが上手になったり体が覚えること・慣れることです。震災救援所訓練は、毎年同じ内容でも毎年行う・参加することこそ肝要だと思いました。
スタンドパイプ訓練
杉並消防署高井戸出張所でスタンドパイプの訓練を受けてまいりました。
まずは本物の消火栓の開閉から。消防署を出てすぐの小路で訓練スタートです。
消火栓は四角と丸の二種類あります。四角いのは古く、丸いものが新しい消火栓なのだそうです。
「この中で一番小さいのは誰かな?」小柄でも開けられるのか試してみようということで、一番華奢と思しき役員がチャレンジです。
十字ハンドル(消火栓開閉器具)を使い、テコの原理で蓋を開けます。
「結構重い〜!」と言いながらも無事開けることができました。
消火栓の中には、吐水口(水が出る所)と放水弁(四角い突起)があります。この突起にハンドルの下についているドライバー部分を被せ合わせて、家庭にある回すタイプの蛇口ハンドルと同じく左(反時計回り)に回すと水が出てきます。
さて、消防署内に戻ってスタンドパイプの操作訓練です。
三人一組になって奮闘しました。この黄色く縁取られた箱は訓練用の消火栓模型です。
消火栓の蓋を開ける、ハンドルを設置、スタンドパイプを設置、ホースを延ばす、スタンドパイプにホースを装着、ホースに菅鎗(かんそう)を装着、放水はじめ!の合図、放水やめ!の合図、そして後片付けまで。・・・といっても、ホースを巻く作業は素人では時間がかかり過ぎるため、消防士さんが代わりに巻いてくださいました。
このホースが難物で。
今回一番難しかったのは、丸めてあるホースを勢いよく投げて延ばす訓練でした。お手本を見せてくださった消防士さんは20mのホースを難なく一度で延ばしきっていらっしゃいましたが、素人にはとても難しく、なかなか延ばしきれません。
「ソフトボール投げ?」
「ボウリングっぽい感じ??」
何せ全員初体験です。なかなかうまく延ばすことができませんでした。
スタンドパイプの取り扱い自体は簡単で、説明書を読まないと操作できない・・・というものではありませんでした。
が、訓練は簡単ではありませんでした。
そして、消火栓を使う際にはくれぐれも注意を怠らないようにとのことでした。消火栓の蓋が倒れて足や指を挟んでしまったり、操作に必死になって足を踏み外してしまったり子どもが落ちてしまったりする危険があるそうです。事故防止のため、消火栓を開けた際には、操作する人の他に消火栓周りの安全に気を配る人員を配置することが重要なのだそうです。また、放水の合図もですが、安全・確認のために声をかけ合うことがとても大切だとお話ししてくださいました。
いざという時ご指導通りに動けるかどうか不安は拭いきれませんが、このお話を忘れないでおくことで安全に行動することができたらいいなと思います。
最後に、消火栓の位置が示されている地図を拝見しました。
これは写真では撮りきれないし、でもこの情報は町会で持っていたい・・・と思っていましたら、「アプリがありますよ」と教えてくださいました。
早速ダウンロードしてみた東京消防庁公式アプリでは・・・
わっ!消火栓がいっぱい!!!
(中心あたりが浜田山駅です)
拡大してみるとこのような感じです。
人海戦術で消火栓の位置を確認せずともアプリが位置を教えてくれました。
このアプリには、画像の消火栓・防火水槽等マップほか、「救急車ひっ迫アラート」、「各種お知らせ」、「災害情報」、救急車を呼んだほうがいいのかわからない、応急手当てについて、消火器を廃棄したい等の「FAQ(よくある質問)」や、知りたいことのキーワードを入れるとチャットボットが答えてくれる「おしえて!キュータ」というQ&Aなどがあります。是非ダウンロードしてご覧いただけましたらと思います。
杉並消防署高井戸出張所の消防士の皆さま、お忙しい中、訓練に時間を割いてくださいましてありがとうございました。
東京消防庁公式アプリ











