浜田山町会公式ホームページ
活動だより
緊急医療救援所訓練(浜田山病院)
杉並区主催、浜田山病院・荻窪病院・山中病院の3病院が同時に行う共同訓練に参加しました。
震度6強の地震が発生したという想定下、負傷者トリアージ及び診察・通信による他医療機関との情報交換の訓練です。
地震発生後、杉並区役所に区災対本部医療救護部が設置され、本部から浜田山病院に緊急医療救護所の設置が要請されるというところから訓練が開始されました。
浜田山町会はトリアージ訓練の負傷者役です。
負傷者役の私たちには患者カードが配られ、それぞれのカードには「20代妊婦」「70代心筋梗塞(歩けない)」などの設定が書いてあります。
カードの設定内容は医療者には知らせません。
「歩けますか?」「どうしましたか?」「どこが痛いですか?」などの質問に、20代妊婦として、はたまた心筋梗塞を起こした70代になりきって答えていきます。それによりトリアージタグが付けられ、ストレッチャーに乗せられたり、歩いて病室に行ったりしました。
そして、医師が診断して処方箋を出して薬局担当が引き継いで薬を出す・・・といった流れです。
浜田山町会からは5名の参加でしたが、1時間の間にひとり6役、フル回転でした!
本番さながらの訓練。
この訓練の本番はあってほしくはありませんが、今日の訓練に参加することができて気が引き締まりました。
今後も防災活動に力を入れていきたいと思います。
震災救援所訓練(浜田山小学校)
浜田山小学校で行われた震災救援所訓練に参加しました。
今年度は浜田山小学校PTAの皆さんの参加でとてもにぎやかな訓練となりました。
震災時、救援所を開設する前に体育館や校舎、建物周辺の安全点検をします。チェックポイントの説明を受けながら実際に点検をして回りました。また、昨年同様に給水栓の確認、IP無線の操作、衛生用品・AEDなどの使い方、要配慮者対応についての確認、防災倉庫ツアーなどが行われました。
D級ポンプの放水訓練は毎年人気です。
浜田山町会でD級ポンプの訓練をする時と同様、プールに溜めた水をポンプにつないだ吸管で水を吸い上げて放水するのですが…
本来は防火水槽や河川から吸水しますが、訓練用プールの水の減りが早くて水を運ぶ作業で汗だくに。
PTAブースでは震災関連の趣向を凝らしたゲームがたくさん。
浜田山小学校70周年マスコットの『はまっぴー』も登場しました。
そして、これまた毎年人気の消防車撮影では、消防服と防火帽で小さな消防士になった子ども達と、その姿を撮影する保護者の方々の笑顔に癒されました。
杉並区では震度5強以上の地震が発生した場合に震災救援所が開設されます。救援所を運営する訓練ではありますが、近隣の方々に防災について知っていただく・考えていただくための活動でもあります。
また、子ども達に楽しみながら防災に触れてもらう機会でもあります。
いざという時のために、ご家庭でも震災・防災について話し合う時間を持っていただけたらと思います。
D級ポンプ操作指導及び保守点検の立ち会い
小型消防ポンプの維持管理、また、発災時の円滑な操作習熟のため、柏ノ宮公園・浜田山南公園・浜田山東公園・浜田山かなめ公園・浜田山会議室の5カ所にて、操作説明と保守点検が行われました。
防災倉庫の点検、備蓄品の確認と管理に関しての意見交換も行いました。
年末夜警
2年間、コロナで中止を余儀なくされていた年末夜警が再開されました。
それぞれ、『火の用心』提灯、赤い誘導灯、懐中電灯、拍子木を手に、浜田山1丁目から4丁目、4つのグループに分かれてスタートです。
「火の〜用心!」カチカチ♪
拍子木の小気味良い乾いた音が夜の浜田山に響きます。初めのうちは恥ずかしがって声を出さなかった子ども達も、慣れたら楽しくなってきたようで、大きな声で「火の〜用心!!」
「やっぱり夜警をすると1年の終わりを実感するね〜!」
「実感するね〜!」
そんな会話も聞こえてきた本日の夜警。寒い中での活動でしたが、とても楽しいひとときでした。
ご挨拶にいらしてくださった杉並消防署高井戸出張所の方々、高井戸警察署の方々をはじめ応援参加のために駆けつけてくださった皆さま、ありがとうございました。
今年も残すところあとわずか。明後日29日の町内パトロールをもちまして浜田山防犯の会の今年の活動は最後となります。
浜田山町会の皆さま、防犯・交通安全・防災、そして寒さにもお気を付けて、どうぞ良いお年をお迎えください。
震災救援所訓練(浜田山小学校)
浜田山小学校で行われている震災救援所訓練に参加しました。震災救援所訓練は、災害が起きた時に救援所を運営するための訓練として、また、近隣の方々に防災について知っていただくための活動です。
《消防車エリア》防火服を着て、消防署員からホースの構え方を教えてもらいます。本物の筒先を持たせてもらえる貴重な機会です。
《D級ポンプエリア》こちらは浜田山町会お馴染みのD級ポンプ放水練習です。
お友達と仲良くふたりで放水〜!
《資器材展示エリア》発電機、バルーン投光器、車椅子、マンホールトイレやプライベートルームテントなどの展示がありました。
《初期消火エリア》家にあっても練習することができない消火器。こちらでは消防団員が消火器の使い方を教えてくださいます。消火器は住宅街の道などにも配置してあります。普段は見落としがちですが、通学路や通勤路、お買い物への道すがら、どこにあるのかチェックしてみてください。
こんなに小さなお子さんも、上手に的に当てていました!
《防災倉庫見学ツアー》浜田山小学校の校庭の隅にある学校防災倉庫には、救援所を立ち上げるために必要な物、被災初期に必要な物が収められていました。
こちらは校外学童クラブ(旧浜田山児童館)の裏手にある防災倉庫です。
水や食料のほか、発電機や毛布、大きな木槌やジャッキのようなものまで様々な品がありました。被災2日目からは区の倉庫から物資を届ける前提で1000人が1日過ごせる備蓄量だそうですが、やはり普段から各ご家庭で備蓄をしていただくことがとても大切です、というお話がありました。
《応急給水栓エリア》浜田山小学校の東門新設の際に作られた給水栓です。マンホールの蓋を開けて、蛇口の付いた管を設置します。この設置キットも、学校防災倉庫にあります。
設置後、塩素濃度などをテストします。水がピンク色に変わったら飲んで良いそうです。
《起震車エリア》震度7まで体験できる杉並区の起震車です。最初は立ったまま、揺れ始めたらヒジをついてテーブルの脚を持つように指導されます。小さいお子さん連れの方は、腹ばいになったお子さんに覆い被さるようにと指導を受けます。
起震車での地震体験は「これから揺れるぞ」と心構えができますが、日常生活の中で突如大地震に見舞われたら、パニックにならない自信がありません。しかも、起震車のテーブルは固定されていますが、これが我が家で起きたらテーブルも跳びはねる!・・・かなりの恐怖を感じました。
このほか、IP無線の操作、衛生用品・AEDなどの使い方を学ぶ応急救護など、とても身になる訓練を受けることができました。
震災救援所訓練は毎年開催されます。今年参加された方もされていらっしゃらない方も、来年、浜田山小学校でご一緒いたしましょう。