浜田山町会公式ホームページ
活動だより
NOMERUZO(飲めるゾウ)
昨日に引き続きまして、浜田山町会で新たに購入した防災用品のご紹介です。
東京都の関東大震災100年防災強化助成金を受け、ポリタンク型非常用浄水器『NOMERUZO(飲めるゾウ)ミニ』を10台購入しました。
各ご家庭での防災備蓄、備えていらっしゃる方も多いことと思いますが、一番備蓄したいと思いつつ一番置き場に困ってしまうのが飲料水ではないでしょうか。
NOMERUZOで飲料水を作るために使用できるのは、期限切れペットボトルの水、雨水、風呂水(入浴剤入りは不可)、貯水タンク水、断水停電時の家庭用温水器(エコキュートなど)のタンクの水など。
高性能フィルターによって病原細菌(大腸菌、コレラ菌、バクテリア、チフス、インフルエンザなど)や、カビ、原生動物(エキノコックスなど)や、家庭用品品質表示に定められた13物質を除去することができて、安心して飲める綺麗な水になるのだそうです。頼もしいですね。
これも、使う機会がないといいなと思いつつですが、備えることは大切です。
町会の防災・減災のために何が必要か、何をするべきか。浜田山町会では、今後も防災について考え、行動してまいります。
消防ホースセット『火消し箱』
浜田山町会にスタンドパイプが3つ到着しました。
消火栓からの水で初期消火するための消防ホースセット『火消し箱』です。
スタンドパイプはコンパクトながら消火機材としては軽量で操作も簡単とのこと。D級ポンプと同じく消防車両が入れない狭い道路や木造住宅密集地で有効な消火活動ができるという優れ物で、毎分100リットル以上の放水ができるのだそうです。
箱の中には、スタンドパイプ、噴霧ノズル付きの菅鎗(かんそう)、差し込み式の媒介金具、十字鍵付きハンドル、消防ホースが4本入っています。杉並区からの防災助成金で購入させていただきました。
町会内でより有効な場所にと思案中で置き場所はまだ確定していませんが、来月半ばに杉並消防署高井戸出張所でスタンドパイプの訓練を受ける予定です。
災害への備え、防災はとても大切です。使う日が来ないことを願いつつ、定期的に訓練をしていきたいと思います。
【動画】東京消防庁公式チャンネル
キュータと学ぼう!スタンドパイプの使い方
※音が出ますので、ご覧いただく際には音量にお気をつけください
緊急医療救援所訓練(浜田山病院)
杉並区主催、浜田山病院・荻窪病院・山中病院の3病院が同時に行う共同訓練に参加しました。
震度6強の地震が発生したという想定下、負傷者トリアージ及び診察・通信による他医療機関との情報交換の訓練です。
地震発生後、杉並区役所に区災対本部医療救護部が設置され、本部から浜田山病院に緊急医療救護所の設置が要請されるというところから訓練が開始されました。
浜田山町会はトリアージ訓練の負傷者役です。
負傷者役の私たちには患者カードが配られ、それぞれのカードには「20代妊婦」「70代心筋梗塞(歩けない)」などの設定が書いてあります。
カードの設定内容は医療者には知らせません。
「歩けますか?」「どうしましたか?」「どこが痛いですか?」などの質問に、20代妊婦として、はたまた心筋梗塞を起こした70代になりきって答えていきます。それによりトリアージタグが付けられ、ストレッチャーに乗せられたり、歩いて病室に行ったりしました。

そして、医師が診断して処方箋を出して薬局担当が引き継いで薬を出す・・・といった流れです。
浜田山町会からは5名の参加でしたが、1時間の間にひとり6役、フル回転でした!
本番さながらの訓練。
この訓練の本番はあってほしくはありませんが、今日の訓練に参加することができて気が引き締まりました。
今後も防災活動に力を入れていきたいと思います。
震災救援所訓練(浜田山小学校)
浜田山小学校で行われた震災救援所訓練に参加しました。

今年度は浜田山小学校PTAの皆さんの参加でとてもにぎやかな訓練となりました。

震災時、救援所を開設する前に体育館や校舎、建物周辺の安全点検をします。チェックポイントの説明を受けながら実際に点検をして回りました。また、昨年同様に給水栓の確認、IP無線の操作、衛生用品・AEDなどの使い方、要配慮者対応についての確認、防災倉庫ツアーなどが行われました。

D級ポンプの放水訓練は毎年人気です。

浜田山町会でD級ポンプの訓練をする時と同様、プールに溜めた水をポンプにつないだ吸管で水を吸い上げて放水するのですが…

本来は防火水槽や河川から吸水しますが、訓練用プールの水の減りが早くて水を運ぶ作業で汗だくに。



PTAブースでは震災関連の趣向を凝らしたゲームがたくさん。

浜田山小学校70周年マスコットの『はまっぴー』も登場しました。


そして、これまた毎年人気の消防車撮影では、消防服と防火帽で小さな消防士になった子ども達と、その姿を撮影する保護者の方々の笑顔に癒されました。
杉並区では震度5強以上の地震が発生した場合に震災救援所が開設されます。救援所を運営する訓練ではありますが、近隣の方々に防災について知っていただく・考えていただくための活動でもあります。
また、子ども達に楽しみながら防災に触れてもらう機会でもあります。
いざという時のために、ご家庭でも震災・防災について話し合う時間を持っていただけたらと思います。
D級ポンプ操作指導及び保守点検の立ち会い
小型消防ポンプの維持管理、また、発災時の円滑な操作習熟のため、柏ノ宮公園・浜田山南公園・浜田山東公園・浜田山かなめ公園・浜田山会議室の5カ所にて、操作説明と保守点検が行われました。



防災倉庫の点検、備蓄品の確認と管理に関しての意見交換も行いました。




