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活動だより
震災救援所訓練(浜田山小学校)
浜田山小学校で行われている震災救援所訓練に参加しました。震災救援所訓練は、災害が起きた時に救援所を運営するための訓練として、また、近隣の方々に防災について知っていただくための活動です。
《消防車エリア》防火服を着て、消防署員からホースの構え方を教えてもらいます。本物の筒先を持たせてもらえる貴重な機会です。
《D級ポンプエリア》こちらは浜田山町会お馴染みのD級ポンプ放水練習です。
お友達と仲良くふたりで放水〜!
《資器材展示エリア》発電機、バルーン投光器、車椅子、マンホールトイレやプライベートルームテントなどの展示がありました。
《初期消火エリア》家にあっても練習することができない消火器。こちらでは消防団員が消火器の使い方を教えてくださいます。消火器は住宅街の道などにも配置してあります。普段は見落としがちですが、通学路や通勤路、お買い物への道すがら、どこにあるのかチェックしてみてください。
こんなに小さなお子さんも、上手に的に当てていました!
《防災倉庫見学ツアー》浜田山小学校の校庭の隅にある学校防災倉庫には、救援所を立ち上げるために必要な物、被災初期に必要な物が収められていました。
こちらは校外学童クラブ(旧浜田山児童館)の裏手にある防災倉庫です。
水や食料のほか、発電機や毛布、大きな木槌やジャッキのようなものまで様々な品がありました。被災2日目からは区の倉庫から物資を届ける前提で1000人が1日過ごせる備蓄量だそうですが、やはり普段から各ご家庭で備蓄をしていただくことがとても大切です、というお話がありました。
《応急給水栓エリア》浜田山小学校の東門新設の際に作られた給水栓です。マンホールの蓋を開けて、蛇口の付いた管を設置します。この設置キットも、学校防災倉庫にあります。
設置後、塩素濃度などをテストします。水がピンク色に変わったら飲んで良いそうです。
《起震車エリア》震度7まで体験できる杉並区の起震車です。最初は立ったまま、揺れ始めたらヒジをついてテーブルの脚を持つように指導されます。小さいお子さん連れの方は、腹ばいになったお子さんに覆い被さるようにと指導を受けます。
起震車での地震体験は「これから揺れるぞ」と心構えができますが、日常生活の中で突如大地震に見舞われたら、パニックにならない自信がありません。しかも、起震車のテーブルは固定されていますが、これが我が家で起きたらテーブルも跳びはねる!・・・かなりの恐怖を感じました。
このほか、IP無線の操作、衛生用品・AEDなどの使い方を学ぶ応急救護など、とても身になる訓練を受けることができました。
震災救援所訓練は毎年開催されます。今年参加された方もされていらっしゃらない方も、来年、浜田山小学校でご一緒いたしましょう。